皆さんこんにちは!
立花駅から南に徒歩4分
フェスタ立花南館の近くにあります、こころ整骨院立花院で鍼灸師を務めている佐藤です。
皆さんは食事に関して気を使っていますか?
近年の日本人は特に野菜が不足しています。野菜にはビタミンなどの豊富な栄養素があります。
中には気を使って野菜ジュースなどの飲み物などで補っている方もいると思われますが、
実は、物によっては甘味だけでそもそも栄養素が多く含まれていないものや
とれたとしても栄養素の構造上、身体から早く抜け出てしまうものもあります。
この栄養が身体から不足してしまうと様々な問題が発生してしまいます!!
今回はそのことについて説明していこうと思います。
目次
野菜不足に要注意
活性酸素とは
活性酸素の増加によって起こりうる身体への影響
活性酸素を抑える栄養素
20代~40代は野菜不足に要注意!!身体のサビは日々進行しています!
野菜の摂取目標量は1日350ℊと言われています。しかし日本人は全世代で350ℊに届いていません。
特に20代~40代の若い世代は平均値より約100ℊ前後も不足しています。
また色別で見ていくと日本人は紫色の野菜が不足気味というのも判明しています
このように野菜が不足していくと、当然身体の調子も崩れていきます。
そしてその崩す原因と言われているのが「活性酸素」と呼ばれるものです
活性酸素とは
人や動物は呼吸によって酸素を取り込み、食事でとった栄養素を燃やしてエネルギーを作り出しています。
この過程で、酸素の一部は変化し「活性酸素」となります。活性とは酸化する力のことです。
活性酸素は本来、体内に侵入したウイルスや細菌の攻撃から身体を守る重要な物質です。
しかし、酸化力が非常に強いため過剰に発生しすぎると正常な細胞まで攻撃、ボロボロにしてしまいます。
増えすぎた活性酸素はどうなるのか
人間の身体にはもともと活性酸素を除去する「抗酸化システム」が備わっています。
しかし、活性酸素がシステムの許容量を超えたり、凶暴化、加齢などによってシステムの働きが弱まってしまい
処理しきれなくなります。こうなると身体の劣化・錆が進行し、エイジングの加速や癌などの病気を引き起こす
原因になってしまいます。
活性酸素は複数存在
よく聞くものが下記の四つになります
下に行くにつれて強力になっていきます。
・スーパーオキシド
最も一般的な活性酸素です。
呼吸によって取り込んだ酸素が細胞の中にあるミトコンドリアに取り込まれると
エネルギーを発生させます。この時にスーパーオキシドが発生します。
反応は他の活性酸素に比べると比較的穏やかですが、とにかく大量発生しやすいです。
・過酸化水素
スーパーオキシドが発生するときに、人間の身体は自分の身を守るために
SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)という酵素も同時につくりだします。
SODはスーパーオキシドを速いスピードで除去します。
このSODが分解したときに発生するのが「過酸化水素」になります。
「過酸化水素」には消毒作用があります。
・ヒドロキシラジカル
過酸化水素は、本来カタラーゼなどの酵素の働きで無毒化されます。
ところが過酸化水素が多すぎて酵素の仕事が間に合わないと、
過酸化水素が体内の鉄などの金属イオンと反応してしまい、
破壊力の強い「ヒドロキシラジカル」に変化します。
酸化力が強いため、癌をはじめとした生活習慣病や老化の引き金と
なる確率が高いといわれています。
・一重項酸素
非常に強い酸化力を持った活性酸素です。これが身体の構成要素である
資質を参加させると「過酸化脂質」という物質ができます。
紫外線にさらされやすい肌や目に多く発生し、くすみやシワ、シミなどの
原因となると共に、肌のハリを失わせる「キレイ」の大敵です。
また、皮膚がんはもとより様々な癌の原因となります。
またこれらの活性酸素は呼吸・食事以外にも、ストレスから発生することもあります。
活性酸素の増加等で起こりうる身体への影響
・癌
・動脈硬化
・炎症
・生活習慣病
・肝疾患
・消化器疾患
・シミ、シワ、たるみ等の肌トラブル
etc
ではこの活性酸素を過剰に増やさないためにはどうしたらいいと思いますか?
それは、必要な栄養素を適切な量で摂取することです。
栄養バランスが整うことで「抗酸化システム」が衰えず、活性酸素の過剰発生を
防いでくれます。
活性酸素を抑える栄養素
活性酸素の働きを抑える作用をもつ栄養素は、
ビタミンA ビタミンC ビタミンE
等が該当します。
ビタミンAは食品中にβーカロテン(カルテノイドの一種)として多く含まれていますが
このβーカロテンには活性酸素の発生を抑え、取り除く働きがあります。
ビタミンEは抗酸化作用のほか、細胞内に過酸化脂質が作られるのを抑える働きがあります。
ビタミンCもまた過酸化脂質の生成を抑える働きを持っています。
このほか「ビタミン様作用物質」と呼ばれるものもあります。
細かく見ていくとビタミンとは区別されるますが、その中にも、コエンザイムQ10など抗酸化作用を持つ
ものがあります。
いかがだったでしょうか?
近年ではなってから治療するのではなく、なる前から対処しておく「予防医療」の考え方広まりつつあります。
食生活を見直すことで今まで気になっていた症状や、これから起こりうる病気に対しての予防につながっていきます。
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