こんにちは!
もうすぐ2022年も終わり、新年を迎えようという時期になりましたね。
様々な規制も緩和され、数年ぶりに帰省をしたりご旅行をされる方も今年は多いのではないでしょうか。
長時間車やバスに乗ったり、飛行機を利用したりする機会が増えると思いますが、
そんな時に起こりやすいエコノミークラス症候群をご存知でしょうか。
車や公共交通機関などの窮屈な座席で長時間同じ姿勢のままでいると、血の流れが悪くなり
血管の中に血の塊(血栓)が作られ、そこに痛みや腫れが生じることがあります。
血の塊(血栓)が肺の血管に詰まると、胸が苦しい、呼吸が苦しいなどの症状を引き起こします。
(肺血栓症)
肺血栓症は程度が重いと最悪の場合死亡する可能性もある重大な病気です。
通称がエコノミークラス症候群と言いますが、ビジネスクラスやファーストクラス、その他の公共交通機関でも長時間同じ姿勢をとった場合に起こる可能性はあります。
主な初期症状として足や膝が腫れます。
次いでふくらはぎや太ももに激しい痛みがきます。
肺の血管が詰まった場合には突然胸痛と息切れが起きます、なお症状の程度は軽度から
発作のような重傷のものまで様々です。
特に次のような場合にエコノミークラス症候群を引き起こす可能性が高くなります。
・4時間以上の長時間の飛行
・短期間に頻回飛行機を利用された方
・肥満のある方
・妊娠中の方
・高齢の方
このような条件に該当する方は特に注意が必要になってきます。
では予防の方法もお伝えして行きます。
・こまめに十分に水分を摂る
・時々軽い運動やストレッチを行う
・アルコールは控え、できれば禁煙する(喫煙は血管を収縮させます)
・ゆったりとした服装をし、ベルトをキツく締めない
・かかとの上げ下ろし運動をしたりふくらはぎを軽く揉んだりする
・眠る時は足を上げる
以上のことを心がけご自身のお体を第一に、長時間の移動を乗り切り楽しい帰省・ご旅行にしていただけたらと思います。
その他お身体のお悩みがありましたらお気軽にご相談ください!