こんにちは！立花こころ整骨院です！

ビタミンCは誰しも聞いたことがあると思いますが、
ビタミンC誘導体はどうでしょうか？

ビタミンCは食事やスキンケアで身体の内からやお肌から吸収をします。
しかし、ビタミンCそのものは肌表面の角質層のバリアを突破しにくく
肌への浸透率が低いです。
また食事で摂取したもののほとんどは他の組織に吸収され
肌への供給量は少ないです。

ビタミンC誘導体はビタミンCになる前の成分で
ビタミンCより肌への浸透率が高いです。
浸透したのちに体内の酵素によってビタミンCに変化します。
そして抗酸化作用や美白作用、コラーゲン合成促進など
ビタミンC本来の役割を果たします。

しかし、成分表にビタミンC誘導体とは表記されておりません。
ビタミンC誘導体には水溶性、脂溶性、両親媒性があり
以下がそれぞれの特徴と一例です。

〈水溶性〉
即効性が高く、短期間で肌に吸収されますが
真皮のような肌の奥へ浸透させるにはイオン導入をする必要があります。
・リン酸アスコルビルナトリウム（APS）
・リン酸アスコルビルマグネシウム(APM)

〈脂溶性〉
油なじみが良くクリームや乳液に配合されることも多いです。
時間をかけてじっくり真皮まで浸透するのが特徴です。
・テトヘキシルデカン酸アスコルビル（VC-IPVC-IP）
・L-アスコルビン酸パルミチン酸エステル（VCパルミテート）

〈両親媒性〉
水溶性と油溶性の特性をもっています。
つまり、即効性と浸透性の両方を持ち合わせていますが、
安定性が低い傾向にあり、また高価になりがちです。
・パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)
・イソステアリルアスコルビルリン酸2Na（APIS）
・ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸（VC-MG）

シミやシワ、肌荒れなど様々なお悩み改善のために
ビタミンC誘導体は効果的です。
スキンケア用品選びの際には是非成分表を見て
これらが含まれている物を使用してみて下さい。

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