こんにちは!JR立花駅から南に徒歩4分
フェスタ立花南館の近くにあります、こころ鍼灸整骨院の柔道整復師の野林です!
今回は打撲についてお話しさせていただきます!
打撲(だぼく)
打撲とは、衝突や転倒などの強い衝撃によって、筋繊維や血管が損傷することを打撲といいます。
打ち身とも呼ばれ、サッカーやラグビー、格闘技など、選手同士が激しくぶつかり合うコンタクトスポーツで多く発生します。
軽度の打撲であれば打った部分を圧迫したときに痛みを感じる程度ですが、
中等度以上になると患部が腫れたり、熱のある痛みを伴ったりします。ぶつけた部分やその周囲が青紫色に変化していたら、
皮膚や皮下組織の血管や筋肉が傷つき、皮下出血斑(内出血)を起こしている状態です。
また、筋肉の収縮動作が妨げられて、可動域の制限が生じるケースもあります。
=目次=
原因
症状
検査・診断
処置
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原因
打撲は患部への直接的な外力によって発生しますが、以下の場面で打撲が起こりやすいです。
・接触や衝突
不注意などで物や人に接触してしまったり衝突してしまうと打撲をしてしまうことがあります。
サッカーや柔道、ラグビー、格闘技などコンタクト系のスポーツは、接触や衝突の機会が多く打撲のリスクが高くなります。
・転倒
ランニング中に転倒した場合などに地面や物にぶつけたり、
お家で物に躓き転倒した場合などにも打撲を生じることがあります。
・落下
高いところから転落し、ぶつかった場所を打撲することがあります。
ひどい場合には全身ショックを発症し、命に関わるケースもあります。
※高齢者や足腰の弱い方などは、ベッドから落下などで打撲してしまうこともあります。
症状
打撲の症状は、体の部位によってさまざまです。
大腿部打撲(太ももの打撲)
・痛み
・腫れ
・皮下出血(皮下血腫)(関節部分であれば)関節の動きが悪くなる(曲がらなくなる、伸びなくなる)などの例が挙げられます。
太ももなどに打撲を負ったときには、患部の様子をみながら応急処置をします。
場合によってかなり強い衝撃があった際は打撲だけでなく骨折していることもあるので要注意です。
頭部打撲(あたまの打撲)
・あたまの痛み
・意識障害
・健忘障害・記憶障害
・めまいやふらつき
・吐き気
・脳震盪(頭への衝撃で脳内に小さな出血やむくみなどをおこした状態)
・頭蓋内出血
頭の打撲では、『致命的な事態』につながってしまうケースもあるため注意が必要です。
60秒以上、意識が戻らないときには重度の衝撃を受けたと考えられます。
いったん意識が戻っても、十分に回復していないことがあり、明らかな意識障害があるときには
絶対安静のもと専門医の診察を受けましょう。
また、頭部に衝撃を受けたときには脳震盪をおこすことがあります。
一度だけの場合には症状を残さずに回復することが一般的ですが、
何度もくりかえす認知障害などがあらわれると、回復しにくくなります。
症状だけから脳の損傷の度合いを推測することはむずかしいので、症状が強く、長引き、いつもと違うと感じる場合には病院への受診が望ましいです。
検査・診断
当院では
打撲は主に、患者さんの訴えと、患部の見た目や可動域で判断していきます。
また、打撲を負った状況を明らかにすることも重要です。
腕を同じ高さまで上げてもらったり、
まっすぐに歩けるかどうかを確かめる動作を行ってもらうことがあります。
また、頭に打撲を負った場合にはCT検査やMRI検査などの精密検査を行う必要があり、
処置
打撲も他の外傷同様に、
基本的にはRICE処置を施すことが重要となります。
太ももの打撲
衝撃を受けた部位の状態を確認します。
患者さん自身がいちばん楽な姿勢(寝かせる、座らせるなど)にします。
確認するポイントとしては、左右と比べて変形はないか、腫れはどれくらいか、皮膚の変色はどうか、といった点です。
確認を終えたら応急処置をおこないます。冷却パックや氷水などで冷やすと腫れや内出血を軽くすることができます。
冷却パックなどを使う際には、皮膚に直接あてることはせず、薄い布などをあいだにはさむようにすることが望ましいです。包帯などで圧迫しながら冷却パックなどを固定します。
処置のあいだで膝が曲がらなくならないように、可能なかぎりで膝を曲げた状態で冷やすと良いです。
頭の打撲
頭を打っても、症状がすぐに回復するときはそのまま経過をみることもあります。
一方で、以下のような症状があるときには重症だと考えられます。
・意識障害が戻らない、悪化するとき
・手や足にしびれ・麻痺がみられるとき
・会話や質問で流暢に話せないとき
・けいれんがあるとき
・何度も繰り返す吐き気や嘔吐があるとき
・瞳孔の大きさが左右で違う
・呼吸障害などの症状があるとき
症状の確認をおこなうときには、決してすぐには動かしてはいけません。
まずは、立たせずに寝かせた状態でチェックします。
受傷直後は症状がみられなくても、時間が経ってから悪化することもあるので、
様子をみているあいだにこのような症状みられたら、すぐに救急搬送する必要があります。
いかがだったでしょうか?
打撲は軽いものから酷い場合だと生死に関わってきます。
ただの打撲と侮ると大変なことになります。
そうなる前に一度当院へご相談下さい!
こころ鍼灸整骨院
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