こんにちは!
立花駅から南に徒歩4分
フェスタ立花南館の近くにあります、こころ整骨院立花で鍼灸師を務めている佐藤です。
ここ最近は気温や天候が安定しない日が多いですね!
皆さんは、気候が不安定な日に「身体の怠さや、一部分が、古傷が痛い」って言う経験をした事はありませんか?
今回はそう言った気候に関係する症状「天気痛」について書いていこうと思います!
=目次=
天気痛
・そもそも天気痛とは
気象の変化によって持病が悪化する「気象痛」のうち、痛みや気分障害に関するものを「天気痛」と呼びます。「天気痛」は
日本人の約6割が症状の自覚があり、女性は約8割が天気痛持ちと
言われています。
「天気痛」は2人に1人が雨の日に発症、女性の約3割は曇りの日でも発症しています。
発症された方が一番気にしているのは「気圧」、約8割の人が症状に関係ありと認識している
状態です。
台風接近時は天気痛持ちの約9割が、天気痛持ちでなくても約1割が体の不調を経験します。
「天気痛」の症状や出るタイミングは人それぞれで、頭や首・肩などが痛くなる、気持ちが下がる、めまいがするなどの、体や心の不調以外にも、古傷の痛み、関節リウマチや喘息、更年期障害が悪化するなど多岐にわたります。
まずは、ご自身に「天気痛」の可能性があるかここで確認してみましょう。
- 天気の変化に敏感、曇り・雨が降る事がわかる
- 新幹線や飛行機などの乗り物に乗ると耳が痛くなる
- 乗り物で酔ってしまう
- 耳鳴りがよく起きる
- 天気によって気分の浮き沈みがある
- 春や梅雨の時期に体調を崩しやすい
- 雨が降る前に頭痛が出る
- 肩首がこりやすい
- 偏頭痛がある…etc
今あげたものの中で当てはまる数が多いほど「天気痛」の可能性があります。
・天気痛の原因
天気痛(気象病)の原因は、心理的ストレスを含めて、私たちの意志とは関係なく働いている「自律神経」にあると言われています。
この自律神経には、心身の活動を高め、痛みにも関与している「交感神経」と
心身を休める「副交感神経」のふたつがあります。
気象の変化で耳の奥にある内耳の気圧センサーが、気圧の変化を感知する際に過剰反応し、それによりふたつの神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になってしまうことで起きると考えられています。
交感神経が優位になると、脳が血管を収縮させるため、頭痛やだるさなどが起こります。
最近だと、パソコンやスマートフォンの画面から出ているブルーライトも原因の一つだと
言われています。
・症状
症状で多く見られるのが頭痛です。天気痛持ちの半数以上、女性は約6割が頭痛の症状を持っています。年代別の特徴としては、頭痛は若い世代の男女が多く、年齢を重ねるほど肩こり・首こり や関節痛などの症状の割合が増加することと言われています。60代男性では、頭痛より腰痛を訴える方が多く年齢によって悩まされる症状に変化が生じています。