こんにちは! 立花駅から南に徒歩4分
フェスタ立花南館の近くにあります、こころ整骨院立花で鍼灸師を務めている佐藤 です。 もうすぐ2月になりますね。最近は数日間雨が降ったり、寒暖差が激しかったりと 気候が安定しない日が多なってきていますね。
前回の記事ではぎっくり腰や寝違えと言った、急性症状について記述しました。 今回は同じ様に気温や天気が不安定な時に起こりやすい頭痛について、種類や原 因、治療法について解説していきたいと思います。
頭痛について
頭痛の原因と治療例について
頭痛は大きく分けると片頭痛と緊張型頭痛の二種類に分かれます。
片頭痛
血管が拡張することでズキズキとした拍動性の痛みが生じるのが片頭痛です。
こめかみから目のあたりが発作的に痛むことが多く、痛みの発作は4時間~数日間
続きます。
主に、片側に現れることが多いですが、両側から痛むこともあり、痛みが起きる
と、光や音、においに敏感になるのが特徴です。
女性ホルモンと関連があるため女性に多く、20~40代女性に起こりやすい頭痛と
も言われています。
片頭痛の症状
片頭痛の症状は発作的にひどい頭痛が現れて、数時間から2~3日持続します。ま
た、頭痛の前兆として目がチカチカしてギザギザした光が見える「閃輝暗点」を伴
うことがあります。
続いて片側あるいは両側がズキンズキンと激しく痛む症状が現
れ、吐き気を伴うこともあります。また、頭痛の最中に体を動かすなどして頭の位
置を変えると痛みが悪化しやすいです。中には前ぶれがなく頭全体が痛む片頭痛も
あります。
緊張性頭痛とは
緊張性頭痛とは、慢性頭痛の1つです。頭痛でお困りの方の7~8割が「緊張性頭 痛」と言われています。
体やこころが疲れだす午後以降に痛みが強くなるという特徴があります。 緊張性頭痛のメカニズムは
以下の1~6を繰り返します。そのため、緊張性頭痛は 悪循環に陥りやすい頭痛と言われています。
- 身体的・精神的ストレスにより、首や肩周辺の筋肉が緊張する
- 緊張状態が続くことで、血行不良になる
- 血行不良になることで、疲労物質が蓄積する
- 疲労物質がたまると「コリ」が発生する
- 「コリ」が頭痛を誘発する
- 頭痛が新たな「身体的・精神的ストレス」になり1に戻る
緊張性頭痛の症状
緊張性頭痛の症状は、仕事や家事ができなくなるほどひどいものではありません。 しかし、重い痛みが長時間続くため、緊張性頭痛が慢性化してしまうと日常生活に 支障を来す恐れもあります。
緊張性頭痛の症状には個人差があります。緊張性頭痛でお困りの方が訴える代表的 な症状に、以下のようなものが挙げられます。
1 頭の両側が痛い
2 圧迫感や頭重感を伴った痛みがある
3 頭が締め付けられるような痛みがある
4 ヘルメットをかぶっているように頭が重い
緊張性頭痛のその他の特徴
1 痛む場所:後頭部から首筋にかけての範囲
2 痛みの強さ:激痛というよりは鈍い痛み
3 痛みの継続時間:ダラダラと長時間続く
4 男女差:女性の方が多い傾向にある
5 痛みが強くなる時間帯:午後から夕方にかけての時間帯
6 頭痛以外の症状:肩こりやめまいを伴う場合もある
7 痛む頻度:慢性型(連日続く)と反複型(1年に数回程度)に分かれる
頭痛のよくある原因
片頭痛も緊張型頭痛も、精神的なストレスが大きな原因と考えられ、その疲労やス トレスの蓄積が筋肉や神経だけでなく内臓の働きまで徐々に低下させてしまうこと も珍しくありません。
片頭痛はチーズやワインなどの特定の食べ物が刺激となって発生する場合もあります。
パソコンによる作業が主流になった現代において、特に増えている慢性的疾患が緊張型頭痛です。
パソコン作業で長時間首を前傾気味にして作業を続けることによって、後頚部の筋肉が引っ張られ
たままになり、緊張して痛みが生じます。当然、頚部や肩のこり、眼精疲労、疲労感などを伴うケ
ースが多くみられます。
頭痛の治療
頭痛の治療は、頭痛の原因が、「身体的なもの」か「精神的なもの」かにより異な ります。
運動をしたり生活習慣を改めたりする事で改善することもありますが、緊張性頭痛 の症状が良くならない場合は、考えられる原因に応じて医療機関を受診しましょ う。 ■主な頭痛の治療法
- 非薬物療法:頭痛体操な どで、筋肉の緊張を和ら げます。
- 鍼灸治療:ツボを刺激し て、筋肉の緊張を和らげ ます。
特に鍼灸治療は頭痛に対して 非常に効果的です。体は強い刺激を受けると、痛みとして異常が起きていることを教えてくれます。 その部位に対して鍼灸治療を行うと、脳は鍼灸の刺激を下垂体や副腎皮質と呼ばれ る場所に伝えます。そこから鎮痛効果のある神経物質を分泌し、痛みを遮断しま す。
筋肉には強い刺激を受けると硬くなる性質があります。強めのマッサージを受ける とその場は気持ちいいがもみ返しが来た…という経験はないでしょうか。 強い刺激を受けた筋肉はダメージを受けるため、硬く緊張してしまいます。それが コリや重さ、だるさなどにつながり、さらに強い刺激と気持ちよさを求める…とい う悪循環に陥ってしまいます。
鍼はピンポイントで刺激を与えることができるため、体への負担を少なくすること ができます。また鍼の効果として刺激を与えた部位に対して、血液を集める効果が あり筋肉の硬くなってしまった部分を柔らかくします。体への負担が少ない方が、 回復までの時間は短くなります。
また現代の鍼には痛みを出しにくくする工夫もこらされており「思ったほど痛くな い」という感想の方が大半です。
頭痛の治療例
• 瘂門(あもん)
• 風池(ふうち)
• 天柱(てんちゅう)
• 大椎(だいつい)
• 百会(ひゃくえ)
• 太陽(たいよう)
など、頭部・頚部に存在するツボを主に刺激します。
他にも、
• 合谷(ごうこく)
• 陰郄(いんげき)
• 三陰交(さんいんこう)
• 承山(しょうざん)
などの手足のツボに対して刺激を加えることがあります。 しかし、ツボだけにこだわるのではなく、そのツボが頭のどの部分に影響するかを 考慮して治療を行います。
また、主な原因が精神的ストレスや緊張性の頭痛は、自律神経の一つである副交感 神経に対してアプローチをかけてあげることで、緩和することであります。この点 を踏まえて、なるべく優しい刺激を心がけていきます。 治療後に自宅で行うケアとして、温めたタオルを使った症状の緩和法をおすすめし ています。 タオルを熱湯に浸して温め、それを頭痛がある部分に当てます。脳の血液循環が悪 くて頭痛が起こっているときなどは、これだけでもイヤな頭痛の解消になります。
長年頭痛でお悩みの方は、一度当院にご相談ください! スタッフ一同、心よりお待ちしております!
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