ニキビの仕組み
皮脂が過剰分泌されると、皮脂が毛穴をふさいでしまうことがあります。出口がなくなった状態で皮脂腺の中に皮脂がたまり、さらにアクネ菌が増殖して炎症が起こるのです。
ニキビが顔にできやすいのは、皮脂腺が多いためで、皮脂腺がある場所ならどこにでもできる可能性があります。
規則正しい生活を送る、十分な睡眠をとることで、
ニキビの発生を防ぐことができます。
ニキビを予防するのにまず大事なのが、生活習慣の見直しです。
以下のような習慣を取り入れて、ニキビの予防や改善に役立てましょう。丁寧なスキンケア
1日2回なおかつ刺激の少ない洗顔料を泡立てて優しく洗いましょう。すすぎ残しがないように、ぬるま湯ですすぐことが大切です。
スクラブ入りなど、刺激が強いものでこするとニキビを悪化させてしまうので避けましょう。
洗顔後は水をよく吸うタオルを使い、皮膚をこすらずに水分をふき取ります。
また、皮膚が乾燥すると、外部刺激を受けやすくなり、ニキビの原因となってしまいます。
乾燥しやすい部分は化粧水や乳液等で保湿しましょう。
十分な睡眠をとる
睡眠不足は、ニキビを悪化させると考えられています。
皮膚の回復を助ける成長ホルモンは、夜寝ている間に分泌されます。朝起きた時に太陽の光を浴びて体内時計をリセットし、夜の眠りにつなげましょう。
室内の乾燥をさせない
室内が乾燥すると、皮膚も乾燥してバリア機能が低下してしまいます。特に寒い季節は加湿器などを上手に利用しましょう。
皮膚に刺激を与えない
洗う時に強くこすったり紙が当たっていたりなど。皮膚への刺激が多いとニキビが悪化しやすくなります。むやみにニキビを触らないのも大切です。
肌に触れる物を清潔に
髭剃りやタオル、枕カバー、シーツなど肌に直接触れる物は常に清潔な状態を保ちましょう。
栄養バランスの取れた食事
朝食を抜いたり、食事制限などのダイエットで栄養が偏ったりするのは肌にとってよくありません。栄養バランスを意識し、1日3回規則正しくとりましょう。
ビタミンの摂取は、ニキビの予防に役立ちます。