こんにちわ!
JR立花駅から南に徒歩4分
フェスタ立花南館の近くにあります、こころ鍼灸整骨院立花の院長をしています大寺です!!
今回は、冷えについてお話しさせていただきます。
さて、寒くなって体も冷えることが多くなるこの時期ですが、「体の冷え」を感じている方はいらっしゃいませんか??
実は、夏の冷えが冬の冷えに大きく関係していることを皆さんはご存知ですか??
もし常に調子が悪い、不調が続いて困っているなどがある方は、
普段の生活習慣をもう一度振り返ることが大事です。
「身体の冷え」=冷え症は個々によってその状態は様々です。
手や足の指先が冷える末端冷え性や内臓が冷える内蔵型冷え症などその種類は様々です。
中には自分は暑がりだと思っていて実は冷え症という方もいらっしゃいます。
顔や手足が火照っていても身体の芯はかなり冷えていて冷えが強いというパターンもあるので
暑がりの方もかなり要注意です!
なぜ冷えが起こるのか??
冷え症の原因は様々なものがあげられていますが代表的なものとしては以下の5つがあります。
1.自律神経の乱れ
2.きつい靴下など衣類の影響
3.血液関係の疾患の影響
4.筋肉の量が少ない
5.食生活の乱れ
<理由として>
1.自律神経とは内臓の状態を自動的に調節してくれる神経のことです。体温を調整する働きもあり寒い時には体温を下げないように身体を保護し、暑いときには汗をかくなどして身体に熱がこもらないようにして対処してくれます。
しかし、自律神経はストレスや生活習慣の乱れの影響を受けやすく正しく働けなくなってしまうことがあります。自律神経の働きが乱れると内臓はそのときの状況に合わせて適切に働くことができず身体に様々な不調をもたらしてしまいます。冷え症もこの自律神経の機能が乱れていることが原因の一つです。
自律神経が乱れる原因は温度差にあるそうです!!
2.足やつま先が寒いからという理由でストッキングや靴下を履かれる方は多いと思いますがこれが逆効果になっている方がいらっしゃいます。キツイ衣服を着用するとそれだけで血流が妨げられてしまい身体の隅々まで血液が行き渡らなくなります。そうなると冷えに繋がり冷え症を悪化させてしまうと言われています。
3.冷え症の方で元々血液関係のご病気をお持ちの方は要注意です。特に低血圧や貧血をお持ちの方は冷え症になりやすいといわれています。
低血圧だと全身に血液を送る力が弱い可能性があります。冷えは血液が全身に上手く循環することで解消されると言われていますが血液を上手く送れないと冷えを強めてしまいます。貧血の場合は元々の血液量が少なく全身を循環させる血液が足りないため冷えを感じてしまうと言われています。
4.筋肉の量が少ないことや運動が不足している場合も冷えを招きやすいです。ふくらはぎの筋肉は第2の心臓と言われるぐらいに重要です。ふくらはぎの筋肉が働くことで足にたまっている血液が心臓に押し戻され血液が上手く全身を循環します。反対に足の筋肉が上手く働かないと足に溜まった血液を心臓に押し戻せず足の冷えやむくみにつながりやすいです。足の筋肉をしっかり働かせることで全身に血液が循環し体温が上昇すると言われています。
5.食生活の乱れは現代人の健康に大きく関わっています。冷えに関してもやはりこの食生活の問題が切り離せません。知らず知らずに内に身体を冷やす食べ物を取っていたりすることも多いです。
<なぜ身体を冷やすといけないの?>
冷えと健康には大きな関係があると言われています。平熱が35℃台という方も多いですが身体が冷えて体温が低下すると身体は大きなダメージを受けます。
体温が35.5℃だと徐々に自律神経と呼ばれる内臓を調整する神経の働きが低下してしまうといわれています。また、汗やおしっこを出す力が低下し身体の中の不要物を出す力が下がります。この他にもアレルギーの症状が出る方もいらっしゃいます。もし体温が35℃まで下がるとガン細胞が最も増殖すると言われています。
反対に体温が36.5℃だと身体の免疫力が強く健康な状態と言われています。たかだか冷えではなく冷えは万病の元と言われています。今は冷えだけでも将来大きな病気につながる可能性がある為、しっかりと対策を取る必要があります。
1.冷房を効かせすぎない
自律神経が乱れて冷え症になると先ほどお伝えしましたがその原因の一つに冷房の効かせすぎがあります。暑いからといって冷房を効かせすぎると身体は体温の調整機能が衰え徐々に冷え症を強めてしまいます。
この対策としては部屋の中と外の温度差を5℃以内にしましょう。自律神経が体温調整をできるのは5℃以内と言われています。もし外気温が32℃なら冷房の温度は27℃に、外気温が30℃なら冷房の温度は25℃までにしましょう。
冷房の温度は一般的に27℃か28℃が適切と言われています。最初は暑く感じる方もいると思いますが冷房の温度を下げるのではなく扇風機をつけるなどして対処しましょう。本来身体は暑いときは汗を流して体温を下げる、寒い時は身体が熱を作りだしたり、身体の熱を逃がさないようにして寒さを予防します。一日中冷房のついた環境にいることは身体にとって快適すぎ、身体が本来持っている体温調整の機能が失われてしまうと言われています。
2.冷たい飲み物、食べ物を取り過ぎない
冷たい飲み物や食べ物を取ると内臓がどんどん冷えていってしまいます。内臓が冷えると代謝という熱を作る働きが低下します。身体は熱を作ることができないためより冷え症が悪化するという悪循環を取ってしまいます。
これを防ぐにはやはり食事を意識する必要があります。身体を温める食べ物でオススメは生姜です。生姜は身体を温め血流をよくする作用、身体に活力を与える働きがあるといわれています。すりおろした生姜を一つまみお湯に入れて生姜湯にしたり、温かい紅茶に入れ生姜紅茶にするなどして積極的に摂るようにしましょう。
反対に水分の多い物や添加物が多い物は身体を冷やすので特に注意が必要ですよ。余分な水分は身体を冷やすと言われています。水の飲み過ぎで身体が冷えるように感じる方は温かいお白湯を飲むなど工夫をしましょう。
また、コーヒーや緑茶も身体を冷やすと言われています。ホットだからと言ってコーヒーを1日に何杯も飲むと身体を冷やすことになってしまいますので注意しましょう。
(ただし、緑茶については身体を温める作用があると言われる方もおり諸説あります。)
3.食べ過ぎない
温かい食べ物や飲み物ならどれだけ取っても大丈夫というわけではありません。食べすぎは胃腸への負担を大きくし身体は胃腸へ血液を多く送ります。そうなると全身の血液が上手く循環せずに冷えにつながります。お腹一杯食べるのではなく腹8分目でやめるように心がけることが重要です。
4.シャワーだけの入浴は避ける
入浴方法です。暑い夏は特に湯船につからずシャワーだけで済ませる方も多いのではないでしょうか?しかし、シャワーだけでは身体が芯まで温まらず逆に身体を冷やしてしまう可能性が高いです。例え夏でも冷え症の方は湯船につかりしっかりと身体を温めることが重要です。
ここで特に意識してほしいのがお湯の温度です。冷え症の方で多いのが暑いお湯にさっと浸かって出る方が多いです。しかし、これでは身体を十分に温めることができません。身体を芯までじっくり温めるには半身浴が有効です。
半身浴は38℃~39℃程度の少しぬるめのお湯でみぞおちの辺りが浸かる程度のお湯の量で行います。20~30分を目安に身体をじっくりと温めましょう。また、自律神経の働きをより整える為にリラックスした入浴環境を整えることも重要です。
お気に入りのアロマの精油を数滴入れてアロマバスにしたり、入浴剤を入れることも効果的です。また、お風呂に浸かりながらゆっくり読書をすることもオススメです。
5.キツイ衣服をなるべく避ける
先ほどキツイ靴下が冷え症を強めると書きましたが、冷え症を悪化させないためには衣服にも注意が必要です。
靴下やストッキングを着用する際はそれが身体を締め付けていないかに注意して下さい。また、ブーツを履かれる方もブーツで足が締め付けられて血流が悪くなる方がいらっしゃいます。衣服を選ぶ際は身体が締め付けられないかに注意しましょう。
もしどうしても足が寒いという場合は絹・毛・綿などの天然素材で作られた緩めの靴下を着用するようにしましょう。化学繊維が使われた靴下は締め付けが強く足の血行を悪くすることが多いと言われています。
特に良いと言われているのは絹の靴下です。絹には保温性と湿度を適度に保つ働きがあると言われています。足が寒い場合は緩めの絹の靴下を重ね履きして対応しましょう
いかがだったでしょうか?
冷えは体に悪影響を及ぼします。
対策をしっかりして、少しでも改善できるようにしていきましょう。
冷えでお困りの方は一度当院までご相談下さい!
スタッフ一同心よりお待ちしております!
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